粗筋・世界観

Last-modified: Sat, 17 Feb 2018 12:48:38 JST (2261d)
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あらすじ

  • なろう掲載あらすじ
    完結済み、コメディの皮を被ったダークファンタジー。
    女神によって壊されようとしている小さな箱庭(せかい)の未来を背負う二人の物語。
    精霊に囚われた姉を救う旅は、暗躍する「神の被害者」達の思惑と絡み合っていく。
    悪魔のような毒舌主人公の周囲で一通りの変態が色々ぶちかましますが、
    精神描写や本質に潜むテーマはちょっぴり大人向けです。
  • 内容に触れるあらすじ

世界観

+  (ネタバレ含。クリックで展開)
  • ストーリーの基盤は北欧神話であり、クリス達の住む世界は球体では無く、世界樹を土台にした平らな大地である。クリス達が住んでいる大地は、別の大地に住んでいた1人の神の手によって様々な他の神達を材料にして創られており、現在では他の大地はもう無い。
  • 平らなのでまず、海が存在しない。世界樹の力によって大地から水が湧き、雨雲などの自然現象が発生する。水が最終的に行き着くのは大地を囲む山のような大蛇で、この大蛇をどうにかするのがエピローグ後のクリスの課題ともなっている。
  • 基盤は北欧神話だが、この世界の東の地においてはケルト神話由来となっているものも多い。
  • 人型の生き物は全て「人間」という括りになり、エリオットクラッサのような特別な外見パーツが存在しない種族は「ヒト」と呼ばれる。エルフも獣人も鳥人もヒトも、人間。ただし作中では、そんな「人間」の括り外の人型も存在している。クリスのような女神の末裔と、肉体の創り変えを行われてしまったフィクサーセオリーがそれに該当する。なお、これらは種族名上の話であり、「人間」を三人称として使う場合の区別はしていない。あくまでキャラクター達の台詞で種族を示す際の区別になる。
  • 科学的な文明はあまり発達しておらず、あくまで動力は魔法と魔術に依存した世界になっている。クラッサが使う銃の発火は魔術。明かりは光源宝石による。その他諸々、科学っぽいところはほぼ魔術による効果。ファンタジー。
  • この世界での治療は、一般的な医療(あまり発達してはいない)と治療魔術がメインになる。治療魔術は肉体の再生スピードを速めるだけのものなので、肉体の体力が追いつかないほどの重篤な状態である場合は負荷がかかり過ぎて治療中に死んでしまうこともあり、決して万能とは言えない。また、治療魔術には魔術紋様が必要になるので、それを用意するタイムラグが生じてしまう。第1部でのローズは、エリオットの両腕に抱えられた状態で致命傷を負ったが為に、腕が塞がっているエリオットには治療魔術等が使えなかった。
    ライトのディビーナや、エリオットの魔力による治療は少し勝手が違う。ライトのディビーナは、治療魔術と同じで再生スピードを上げるものではあるものの、ライトの力を足しての治療となるので前述の「肉体への負荷」が無くなり、生きてさえいれば治せる。ただし、治療魔術とディビーナはあくまで再生スピードを上げるだけなので、障害や傷痕が残ることも多々ある。エリオットの魔力による治療は、治すではなく直すが正しい。創り直しによる強制的なものなので、傷痕が残ることも無ければ、死者の蘇生も理論上は可能である。