ルフィーナ

Last-modified: Tue, 04 Sep 2018 16:20:17 JST (102d)

キャラクタープロフィール

  • 名前:ルフィーナ(ファミリーネームは未記述)
  • 種族:ハイエルフ
  • 年齢:数百歳
  • 身長:女性にしては少し高め
  • 体重:スタイルがいいと本文記述にもあり、スレンダーなほうである
  • 配色:東雲色の髪に、紅い瞳。東雲色とは明け方の空の色のことで、
    塗る際には桃色を帯びた、オレンジに近い金髪にしている。
    エルフなので肌はいわゆる白人色に近く、赤みの差しが強め。

立ち絵

ルフィーナ1.jpg

その他

お姉様なのに妹な、子供大好き王立図書館司書。
司書になったのは近年の事で、それ以前にエリオットの師であった時期もあり、
長い年月を生きているだけあって作中のキャラクターとの由縁がかなり多い。
時に冷酷な決断をしつつも、その先に見据えているものは至極真っ当。
情が無いわけではなく、むしろ深いほうなのだがその最大の優先順位はレクチェである。

他人に腹を探らせない不敵な笑みをベースとしながら、
基本はほぼ年下ばかりである周囲の者達を「子供」とみなし、ふいに温かな表情も見せる。
また、師が板についているのか、答えを与えずに自力で行き着くよう促す話し方が多く、
そしてそれはただ単に学ばせようとしているだけではなく、
純粋に彼女が「答えたくない」事柄が含まれている場合もある。
中立という立ち位置も相俟って、
フィクサーとは真逆の意味で正しく人間らしく、感情豊かな女性と言えるだろう。

+  生い立ちと本編での流れ(ネタバレ含。クリックで展開)

ルフィーナの名前の由来は当時のフィーリング。安直ネームシリーズ。
初登場時の肩書きはエリオットの師匠。また、スクイル(セオリー)の異母妹で、ユング(フィクサー)の幼馴染。
エルフ勢との年齢差はスクイル>ユング>ルフィーナで、両名に可愛がられた妹ポジション。にもかかわらず凄まじい姉御力。これはきっとスクイルとユングが本質的に暴走タイプで、しっかり者のルフィーナが止めて諌める立ち位置だったからだと思われる。
生まれは大陸北方端の大樹の麓、ミーミルの森にあるエルフの集落。その里長の本妻の長女として生を受けた。彼女の不幸はその生まれ自体だ。何故ならルフィーナが生まれた時点で、彼女の父親は既に外に子を作っており、しかもそれが男で、有能であったから。
彼女は何も悪くない、にもかかわらず彼女の周囲は悪意に満ちていた。父と妾婦に恨み言を吐き、お前が男ならと嘆く実母とその母に組する者達、そして異母兄を次代へと推す派閥との対立は閉鎖的な里では増して、情操教育には良いとは言えない環境。
しかし大人が醜い争いをしている中、その中心であるはずの異母兄は意に介することもなく毅然とした態度で周囲に接していた。ルフィーナにとってはそんな兄が他の大人達よりもよほど誠実に見え、当然、憧れの対象となる。そうして異母妹は兄を慕い、後を着いて行く。横に何だか黒い奴も居るけれど、そっちはあまり見えていない。そっけない兄を妹の側へと引っ張り戻していたのはその黒い奴なのだが、そんなこと見えていない。見えていないけれど……いつでも、三人は一緒だったのだ。
当時のルフィーナから見たスクイルは、何でも出来る理想の兄。そしてユングは、いつも間に入ってわちゃわちゃしてる奴、という認識であった。エルフとして成人と判断される頃までその関係は続いていたが、成人することによって跡継ぎ問題が再浮上し、里でのルフィーナの立場はとても悪くなっていた。異母兄との接触すらも容易ではなくなり、離されたことで傷ついたルフィーナが自身の抱える感情を恋慕なのだと気付いた頃、異母兄と黒い奴が里を出ていってしまったことで、三人の関係は途切れてしまう。出て行く少し前くらいに黒い奴から愛の告白をされたような気もするが、ルフィーナにとっては些事である。むしろそれどころじゃない。
スクイルとユングが里を出て数年。戻ってきた二人は里のエルフの半数を凍らせ、砕き、焼いた。その焼かれた者達はほぼすべてが異母兄派であった。これだけならば自分のためにやってくれたのだろうとルフィーナが思うことも出来たが、そこで終わりはしなかった。異母兄はルフィーナにも大きな傷を残させ、女性として選べる未来のひとつを断ち切った。
異母兄の凶行はルフィーナの感情を一気に憎悪へと反転させる。作中でも描写されたように「兄が困る様子、苦しむ様を傍で嘲笑ってやる」……この男が「死ぬのを見るまでは死ねない」。結果的に異母兄の存在が生きる目的になってしまっている事実を、ルフィーナが把握できていないわけが無いので、これらは彼女にとって「気付いているけれど分かりたくない事」だと思われる。
そんな深い傷を負ったルフィーナだが、フィクサーの目的を手伝う過程で接することになった女のビフレストによって、少しずつ心は癒されていった。子どもが望めなくなったルフィーナにとって、心を通わせたビフレストが異性ではなく同性であったことも大きい。異性だと、失ったひとつの可能性をどうしても思い起こしてしまうから。傷口が、開いてしまうから。
ビフレストのもとを去ってからは、百年ほどエルヴァンに従事しながらレクチェの記憶と意識を取り戻す方法を模索していた。エリオットの師に就くことになったのはその最中。表面上は彼に力の使い方を教えつつ、その魔力の解析が本来の仕事であった。とはいえ特殊な事例だから解析するのだろうくらいにしか捉えておらず、当時は(今も)エリオットは純粋に可愛い弟子だと思っている。
だが、どんなに可愛かろうとも優先順位は自分を癒してくれた女ビフレスト……レクチェが最上位なので、可愛い弟子にも容赦は無い。勿論、黒い幼馴染にもだ。
ルフィーナクリスに対して向ける感情は、表面的には優しいが、常に「レクチェの敵対種族」という事実が過ぎっているためにやや複雑なものとなっている。今は良いけれどいつか敵にまわるかも知れない……そう思いながら共に旅をするのは精神を磨り減らすことだろう。
ちなみにやや腐った嗜好を持っており、特につるつるぴちぴちの男の子が大好きである(意味深)

ルフィーナ.jpg