ライト

Last-modified: Thu, 06 Jul 2017 13:42:18 JST (81d)

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キャラクタープロフィール

  • 名前:ライト・シヴァンフォード
  • 種族:猫科の獣人。実は猫科以上の確定した記述は本文に無く、
    クリスの想像によるものだけになっている。
    実際は父親と母親の種族が微妙に違う、半端な混血虎獣人という裏設定。
  • 年齢:エリオットと同い年*1
  • 身長:エリオットより少し低い
  • 体重:体型に関する事は本文未記述。けれど肉体派では無いので多分獣人にしてはひょろい。
  • 配色:白髪に金のキャッツアイ。肌の色は浅黒く、所々に赤い縞が入っている。
    白髪は水色ベースの影を塗り、そこにほんのり紫を混ぜている。

立ち絵

ライト1.jpg

その他

クールという表現が正しく合う性格の、ややマッドな方面に寄った趣味を持つ医者。
エルヴァン王家お抱えの医者なのだが、普段はほとんど仕事をせず、
有事の際に駆け付けるだけの緩い勤務体制らしい。
彼の機嫌を損ねて治療を受けられないことは国の損害にも結びつくため、
待遇はVIPに等しい、そんな絶対的で希少な能力の持ち主である。

無表情が多いが、まったく表情筋が動かないわけでもない、程良い固さ。
冷酷、冷徹ではなく、冷静。それでいて行動の裏側は思いやりに溢れている。
一見素っ気ない、突き放すような態度も、実は相手を尊重してのことが多い。
情を表に出す機会が少ないものの、いざ出す時の匙加減は絶妙という素敵兄さん。
ただし彼は、成熟した肉体の女性に興味は無いというその嗜好で
自身の長所を思いっきり塗り潰してしまっているとかどうとか。
作中、戦闘に参加することは無いので武器は無し。
走ることすらもしたくない、と本人が言うくらいに完全なインドア派。

+  生い立ちと本編での流れ(ネタバレ含。クリックで展開)

ライトの生い立ちについては本編どころか番外編でもほぼ触れられていないので、以下は完全な裏設定である。
医者の父と母(両方とも猫科の獣人)のもとにレフトと双子として生まれたが、程なくして母は他界。父の仕事は町医者ではなくエルヴァンお抱えの医師だった為、ムスペルの親戚のところに預けられて暮らしていた。
だがライトは幼少期から言いたいことをはっきり言う性分で友達は少なく、わざわざ寄って来るのといえばライトに好意を寄せる幼馴染の獣人娘くらい。それもライトからすれば姦しい女は邪魔でしかなく、その頃の夢は「植物医師」……お気に入りの木の下で読書をする毎日で、将来人間の医者になるだなんて思ってもいなかった。
そんなライトの最初の転機は、父によってエルヴァンに連れて来られ、突然王子の相手をすることになった時だった。(多分10歳くらい)
近寄り難い性格をしているとは言ってもライトはごく普通に学校に通っており同年代に子どもとの接点自体はある。そんなライトにとって神童の皮を被ったエリオットは「子ども」の顔ではなかった。同じ室内にはレイアもいたが、そちらはそちらで子ども同士とは程遠い堅苦しい挨拶を交わしており、ライトのこの時点での印象は「変なやつら」……そしてそんな郷には従わずにいつも通りの自分を出したわけである。つまりこの中でライトだけが年相応だったのだ。
別サイトのレイア視点の番外編にて、この辺りのことを「王子をいじめているんじゃないかと思うくらいの無茶苦茶な接し方をしているライト」と書かれているのだが、事実、最初の時点でのライトはまったくエリオットと仲良くする気が無かったのであった。エリオットが知ったらショックを受けそうな事実だろう(爆)
だがライトの気持ちとは裏腹に、言いたいことをはっきり言うライトを大層気に入ったエリオットは少しずつライトに「本当の顔」を見せていき、気に入られたことによってムスペルからエルヴァンに呼ばれる回数も増え、同時に、父の仕事を横で見る機会も増えていった。父親としては、ディビーナとそれを扱う天然の魔術紋様を持つ息子に、仕事を継いで欲しい気持ちがあったのだろう。植物ばかり見ていないで、人間を診ろ、と。
そんな折、父親が急死し(当時12歳)、そのショックから立ち直ってもいない状況で「お気に入りの場所」までもが壊されてしまうことが決まった。お気に入りの場所とは、上で書いた木の下。土地開発されるだけのことだったが、その場所が大事だったライトは大人に憤りを覚える。
その際、工事が始まる…大木が切り倒されるまでの数週間、ライトはその木の下(危険なので立ち入り禁止になっている所)でとある女性と親しくなっている。その女性には色々厳しいことを言われ、それらがその後のライトの価値観に大きく影響を与えているのは間違いなく、中でも「言葉を交わせる相手ですらろくに見てもいないくせに、言葉を交わせない、痛い部分を伝えることもできない植物の医者になんてなれるはずが無いだろう」という言葉は、価値観どころか彼の将来を決定させてしまっている。
つまりライトの夢は本来は植物の医者であり、人間を診るのはその過程でしか無く、他人の機微を読み取るのに長けているのも、その先にある「もっと分かりにくいもの」を診るようになるための努力の副産物なのだった。ただし、それでもその辺りはむしろレフトのほうが鋭い観察眼を持っている。
植物医師になりたいという夢を完全に捨てたわけではないが、今となっては城のお抱え医師として発言力を強めたままのんびりやりつつ、趣味で植物や魔術等の研究をしているほうが性に合っていると思っているらしい。
バトン回答で軽く触れたこともあるが、12歳という多感な年頃に出会ったとある女性のせいで、成熟……要するに胸の大きな女性が苦手である。トラウマなのである。思い出したくも無いのである。お姉様っぽいキャラは遠慮したいのである。純粋な心を弄ばれた末に、ソレを恋愛対象には見られなくなったのである。
というわけで、ちっぱいバンザイ嗜好なライトだが別サイトの番外編でも言うように、別にそれだけに拘って女性を見るわけでは無い。むしろライトの性格に着いて来られる女性というのがもう限られているのだ。親友があのエリオットであるように、精神的ダメージを受けてもすぐ回復するタイプでないと耐えきれないのだろう。
そういう意味で、エリオットと出会った当初は友達になることに非積極的なライトであったが、今となっては「自分をまるごと受け入れてくれる、エリオット以上の友人は居ない」と思っているし、彼を大事な存在として深く認識している。
かなり長い前置きが終わったところで本編での流れに触れると、ライトは第一印象の段階でクリスを気に入っている。一見投げ捨てるような物言いだがどの言葉も何気に親切な内容であり、懸念していた「ローズのような成長」も無くてホッとし、自分のキツめな言葉に臆することも無く無邪気に懐いてくるクリスを、気に入らないはずが無いのだ。
恋愛に重きを置いていないものの、別に興味が無いわけではなく、ここでもまたハッキリものを言う性分が出るというわけで……好きになったらアクションはしっかり起こす男。その結果、ちっとも進展しない連中をよそに、ある意味で一人勝ち状態。おかしいね!
第二部の第三章になるがライトは、クリスには伝わらない言葉でフォウから咎められるシーンがある。というのも、ライトは第一部が終わって間もないくらいの時系列で、クリスに呪術的な口吸いを施しているからだ。ざっくり言ってしまうと、クリスの中の精霊が何だか分からない状態でとりあえず取り出してみるか、という理由での接吻行為。それを遠まわしに理解したフォウからすれば「何してんだコイツ」である。ごもっとも。ライト的には人工呼吸のようなつもりなのだろうが、それによってとっくにファーストキスを奪われているというヒロイン(無自覚)。これをカウントするかしないかは読者に任せます。ライト自身は勿論カウントしていません。

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*1 元小説では2つ下と言う設定だったのだが、改稿でエリオットの年齢が下がった為に同い年となっている。

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